HSPとHSPではない「非HSP」のような気質の違うカップルの恋愛ってどうなの?
真逆の特質を持ったもの同士の恋愛ってうまくいくの??
って思いますよね。
この記事ではHSPが非HSPのパートナーに対して抱きがちなお悩みを3パターン紹介しています。
とってもHSPらしい悩みとも言えるので読んでみてくださいね。
①非HSPのパートナーを尊敬できない
HSPのあなたはパートナーの興味が即物的なことばかりで深みがないことにかるく失望していませんか?
芸能界のゴシップに興じていたり、飲み会でバカ騒ぎしている姿を見ては「くだらない」と軽蔑のまなざしを向けてしまうことがあるかもしれませんね。
また、場当たり的な行動をとる非HSPの単純さに退屈しているかもしれません。
HSPは勘の良さや観察眼が鋭いために先の行動が読めてしまい、いつものパターンで想定内の行動をとる相手をつまらなく感じてしまうのです。
②相手を尊敬できない自分を情けなく思う
非HSPのパートナーとつきあっているHSPは、真逆ともいえる性格に大いに助けられているはずです。
気軽に行動にうつせるフットワークの軽さや、あっけらかんと物事を楽しむ性格はHSPにはないものです。
日頃から自分が苦手とすることを難なくやってくれる相手に助けられていることでしょう。
ですが、
そのありがたみをわかっていながらも、心のどこかで嫌っていることにHSPは苦悩するのです。
非HSPの相手は別に悪いことをしている訳ではありません。
ただHSPのあなただけが相手の無神経さが気に障り、「欠点」のレッテルを貼っているとも言えるのです。
この事実に、申し訳なさや自分の心の狭さを感じて情けなくなってしまうのです。
③尊敬できる相手が現れてしまったとき、気持ちが揺らいでしまう
非HSPのパートナーを持つHSPは、自分の心が満ち足りていないことをはっきりと自覚しているものです。
そのため、
心のどこかで求めてしまうのです。
その秘めたる望みが現実となってしまうと、
本当に出会うべき人はこの人だったのでは?
と後悔したり悩んだり、心が揺れてしまいます。
目の前に現れてしまった理想の相手への想いを打ち消すことができず。
かといって非HSPのパートナーに非があるわけでもないので、むげに裏切ることもできない。
このようにHSPは自らの葛藤に翻弄されてしまうのです。
HSPだからこそ、理想の相手を求めてしまう
HSPは5人に1人しかいない少数派であり、その複雑な心理はなかなか周囲には理解されにくいものです。
幼いころからある種の疎外感や理解してもらえない寂しさを抱えてきたHSPにとって、理想とする相手に出会えたことは、奇跡のようであり、運命さえ感じてしまうかもしれません。
HSPの恋愛の特徴として挙げられる「激しく恋に落ちる」とは、まさにこういった出会いの瞬間から始まってしまうため、浮気や不倫とは無縁に思える真面目で誠実なHSPであっても、理性のブレーキが効かないことがあるのです。
さいごに
いかがでしたか?
HSPは非HSPとの感じ方の違いからこんな風にすれ違ってしまうことが多く見られます。
葛藤を抱えながら非HSPのパートナーと付き合っていくことにHSPのあなたは疲れてしまうかもしれないし、別れを決断することがあるかもしれません。
でも、すれ違ってしまうのはお互いの気質の違いのせいであって、相手に強要して繊細さを求めたり、HSPのあなたが無理をして非HSPのように振る舞うのも、違いますよね?
HSPが非HSPと付き合うメリットはたくさんあります。
逆もしかり。
お互いに無いものをもった者同士なのですから、いがみ合って違いを指摘しあうよりも協力しあって助け合える関係を築いてもらえたら、と願っています!