HSPが苦手とすること、嫌なことが非HSPのパートナーにわかってもらえないことはよくありますよね。
ですが、逆に非HSPがHSPを恋人にもった場合、どんな不満を持っているのか?
気になりませんか?
知っておけば気をつけることもできるし、お互いの溝が深くならないですむこともできます。
よかったら参考にしてみてくださいね!
外出やイベントをいっしょに楽しんでくれない
HSPと非HSPが恋人同士の場合、レジャーや外出などの楽しみ方でその嗜好の違いがはっきりと表れます。
非HSPは、ワイワイ皆で盛り上がろうぜ~い!というノリでHSPを外出やパーティーに誘います。
ですがー、HSPは最初のうちこそ気を遣って付き合うものの、時を重ねるにつれて、またお互いが本音を言えるような関係になるほど、非HSPの「楽しくてにぎやかな」誘いには乗らず、ひとりで静かに過ごすことを望むものです。
非HSPはただいっしょに楽しもうとしているだけなのに、
- どうして嫌がるのか
- なぜ外出が楽しくないのか
まったくわからないと言います。
むしろ、
なんて声もありました。
些細なことをものすごく気にする、神経質すぎる
そんな不満が非HSPにはあるようです。
- ちょっとのことで何でそんなにイライラしているのかわからない
- 細かいことをイチイチ指摘してくる
- 気にしないでもっと気楽に生きればいいいのに
- 我慢がたりないんじゃない?
- 好きにさせてくれよー
なんて声が聞こえてきます。
自分にとっての「普通」が非HSPとHSPではまったく違うため、日常生活をともに過ごしているうちにちょっとした好みの差が大きなズレに発展してしまうことも。
HSPからのお願いとして
- テレビの音を小さくして欲しい
- 寝る前に灯りを煌々とつけないで
- がさつに物を投げたりしないで大切に扱って
と言われても非HSPは気にもならないことなのでめんどくさいと感じるのです。
HSPは相手の行動を悪意のあるものと受け取ったり、ストレスに感じてしまいます。
不満をためこんで急に怒り出す、かまってちゃん
非HSPの相手からみると、HSPは勝手に思いつめて急に怒り出す、活火山のようなんだとか。
非HSPはHSPがなぜそんなにも怒っているのかわからないといいます。
話しを聞いてみても、どうしてそんなことで怒っているのかイマイチ理解できないし、
「そんなこと言われても」
「気にしなければいいのに」
と思ってしまうんだとか。
それよりも、HSPが要求してくる
- 大切に扱って!
- 言わなくても察してほしい!
- 気づいて欲しい!
- わかって欲しい!
という「かまってちゃん」な部分が「正直めんどくさい」、「わがままなんじゃないの?」といいます。
HSPは言葉にしていない心の動きも「察して」「感じる」能力が高く、それが当たり前になっているところがあるので、つい非HSPの恋人にも同様に求めてしまうところがあるかもしれませんね。
そうなると・・・、うまくいきません!
真実を突きつけられて傷ついてしまう
HSPのパートナーからの指摘は鋭すぎて心がえぐられるような気持になる、と非HSPは言います。
指摘された本人(非HSP)さえも気付いていないような、奥深くに隠れていた真相をズバリと指摘されてしまうので、大きなショックを受けるのです。
私はHSPで夫は非HSPなのですが、毒舌をはいているつもりはないのに、
「そんな…、ひどい!」
「キツすぎる」
と言われたことが何度もあります。
自分ではむしろ周りに気を遣っている方だとばかり思っていたのでびっくりしたのですが、この「真実を突いてしまう」点はHSPの特徴でもあるんですよね。
指摘が的を得ているので鋭すぎるとは、知らず知らずのうちに尖ったナイフを振り回しているようなものかもしれません。
反省、反省!
自分が鈍感で無神経に思えてくる
HSPの恋愛本として有名なエレイン・N. アーロン著の『敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。』では非HSPはHSPの神秘的な面にかなわないと思い、それが劣等感につながってしまうと書かれています。
『彼女(※HSPのジル)はなんでもわかってしまう。お天気、映画の意味、友だちの悩みの解決法。デイビッド(※非HSP)が自分で気づく前に、ジルは彼が感じていることを察知してしまう。そこで彼は自分が無神経でバカになったような気持ちになってしまうのだ。』
~エレイン・N. アーロン (著)『敏感すぎてすぐ「恋」に動揺してしまうあなたへ。』から引用
直観力、芸術的な表現力、感受性の豊かさ、子どもや動物との信頼関係などは、HSPの最たる特徴ともいえるものですが、非HSPからしてみると「特別な能力」と映るようです。
いつも一緒にすごすことが多いパートナーや恋人の場合、HSPの「特別さ」をしょっちゅう目の当たりにすることになります。
そのため自分とHSPのパートナーの感受性を比較してしまい、
「いつも気づけない自分は何て鈍感で無神経なんだ」
と能力が劣っていると感じてしまうのです。
まとめ
この記事では非HSPがHSPに対して感じている代表的な不満や悩みをご紹介してきました。
・外出やイベントをいっしょに楽しんでくれない
・些細なことをものすごく気にする、神経質すぎる
・不満をためこんで急に怒り出す、かまってちゃん
・真実を突きつけられて傷ついてしまう
・自分が鈍感で無神経に思えてくる
HSPと非HSPは真逆な性格な組み合わせですが、「繊細さ」や「過敏さ」で明らかな差があるため、お互いがライバルのように張り合ってしまうと平行線のままです。
明らかに自分にはない資質としてお互いに認めてあえたり、欠点があることをフォローしあえるといいですよね!